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「男はこのテロ行為を通じて色々なことを手に入れようとした。そのひとつが、悪名だ。だからこそ、私は今後一切、この男の名前を口にしない

皆さんは、大勢の命を奪った男の名前ではなく、命を失った大勢の人たちの名前を語ってください。男はテロリストで、犯罪者で、過激派だ。私が言及するとき、あの男は無名のままで終る」*1

昨年3月、ニュージランド・クライストチャーチのモスク銃乱射事件を受け、ニュージランド議会でアーダーン首相が語った言葉。日本語に訳してあっても、とても、心に響く。

 

covid19の驚異に対して、ニュージランド政府の迅速な対応が評価されている。外出規制の緩和がニュースになった。「be strong and be kind」と笑顔で語る彼女の姿はとても親密で勇気づけられるものだ。

なぜ日本がニュージーランドではないのかというような方向性の問いは無意味だとは、思う。本州より一回り大きい位の面積に東京都の半分位の人口規模の農業大国で、島国。

比較的思い切った対策は取りやすかったことだろうと推測できる。

だが、少なくとも、彼女の言葉の美しさには心が打たれる。彼女が自分の言葉で真摯に語っていたことだけは疑いようがないからだ。


嘘とかアジャースとか。

政治家だぜ?


まず日本語を、言葉を、その振動を、震えを、愛を、返せと言いたい。


言葉がダサくカッコわるく見えるのなら、それを新しい美しさで、新しい世界への愛と喜びに満ちて表現できるのか。それが文学と言葉の希望だろう。

敬愛する佐々木中さんの言葉。

言葉が胡散臭すぎる。真摯な言葉を紡いでいる人間をなんとか送り込むことができんものか。


あと、具体的にうちのすんでる選挙区だけどさ。

井出庸生さんよ。

いつの間にか自民党に移ったよ。

それはまあ、無所属じゃあ何もできないと結論づけたのでしょう。3億5231万歩譲って、しょうがなしとしよう。

でもアンタこの間Tsubomi Cafe行ったでしょ。

虐待や性暴力被害に会うなどした10代女性のシェルター活動をしている仁藤夢乃さん。

あなた達の視察に対する抗議文出てるでしょ。*2

ニュースは馳議員の事が中心だからわからないとでも思ったのか知らんけど、何か釈明すべきことはないのですか。行ってきましたじゃないでしょ。まじで。

どうせ佐久の人間はきっと次の選挙もアンタを勝たせるだろうよ。地元の名士の血筋だもんね。若いし。贔屓にされてますよアンタ。

だけどぬるいことしてんじゃね―ぞ。見とるやつは見とるからな。法律の文言とご格闘のご様子でそれは確かに大切ですけど、こころざしが見えないです。


俺だってこんなこと書きたくないよ。

親友の田尻と谷川俊太郎のなんでもピーを絶唱。

これぞ風姿花伝。老いの花!とかっつってうそぶいている老後がいいyo!

だけど蓋し続けるともうやばい。嘘男カンペ氏とかアジャースが当選しちゃう。世の中が瀬戸際かもしれんのに。瀬戸も極まれリよなー。おっ瀬戸瀬戸してるねっとか言ってる場合じゃないでしょ。いいね。嘘男カンペ氏。安部公房の作品にありそうだよね。


チキショウ。。。。石野卓球になりたい。糸井重里的世界の住人はさらばじゃ!


2020/04/29



*1 BBC news japanの記事より



公文書偽造だけは駄目です。それはもはや政府ではございません。



前回ホームページ作成過程で言葉探しをしていたと書いたのだけれど、要するに自分は何者なんだというところに戻されていたのだ思う。


アイデンティティという言葉には胡散臭さがあって、そもそも自分が不動の同一でいついかなる時もこれこれこういうものであるなどと話せるわけがない。細胞も生まれ変わる。

貧すれば鈍す。虐げられ続ければ気力は削がれる。若くはなので、自分自身、環境に相当流されることはよくわかっている。し、大抵のことは程度問題だと考えるようにもなった。

 それでも、自分は何者なんだろうと常に問い続けることはとてもしんどい作業だけれど、自分が生きていくために必要な作業だったし、今後もそうあり続ける。久しぶりに真剣にそこに戻らなければならない。そういう強烈な事態を、僕らは今、生きていると感じる。

 

bene comune ~みなにとって良い結果をもたらす関係~


コムーネがもともと、イタリア語で行政区分を表す言葉であることは知っていた。

今回、まずはロゴ制作があって、そのなかで、イタリア語の校正を頼んだ古い友人のイザベラに相談に乗ってもらっていた。

自分はとにかく今、しっくり来る言葉を探していると。

WHOの健康の定義が好きだという話。

有機農業というか、有機的であるということはつまり、自分にとっては、社会的であるということに等しい云々カンヌンなどなどごにょごにょ。

しかし、「共生」や「共同体」という言葉まずい。

端的に気に入らない。

どうしても胡散臭い。

感覚的にとしか言えないが。ごにょごにょ。


という話の延長線で、コムーネの話を出した。これは嘘ではなく、僕の方から。

コムーネ。コミューン。まあ、コミュニティだから確かに訳せば共同体なんだけどさ。

コムーネってでも、イタリアだと30人くらいの小さな村も、逆にローマみたいな大きな街もコムーネだよね。

何かそこから連想される良い言葉ないかな。と。


イザベラがbene comuneと言った。

素晴らしい瞬間だった。


漫画版「風の谷のナウシカ」のなかで、巨神兵がナウシカから「オーマ」という名前を与えられ、その瞬間に知性を覚醒させる印象的なシーンがある。


bonumterraeを与えてくれた友人でもあるイザベラ。いまだに自分でも噛むけど、その名が僕らの有り様を決定づけてくれたし、そんな彼女の言葉のセンスを信用している。


そしてその言葉との出会いをロゴ制作に入れ込んでくれた山口言悟さん。

もう何度かやり取りして、一旦ロゴはできていたにも関わらず、その出会いを活かす忍耐をしてくださったことに深く深く感謝致します。

だいたい言悟さん,,、まず名前が最高に素敵だねって、出会ったときに話したことを思い出します。


改めてお二人に感謝.。

気をつけ!

勇気を持って前に―進め!!!!


2020/04/26



#isabella dionisio

#gengo yamaguchi



更新日:2020年4月16日

 たしか昨年の10月だったと思うのだが、そろそろWEBサイトでも作ろうかという話をデザイナーの山口さんにしたまま、その後ズルズルと日々の現場に追われる+軽減税率と受発注システム導入と青色申告確定申告で1月も後半。からのコロナ禍。

 これは本当にまずいことになった。。。と。むしろ隠れているくらいがうちのスタイルにはちょうどよいと思っていたし、フェイスブックページくらいは作っていたものの、アピールと言うにはあまりにお粗末な感じでいたのだが、脳に汗かきそうなほど考えに考えて、もはやお世話になっているレストランさん達の影に隠れているだけでは彼らに恩返しができないし、うちだってどうなるかわからない。そもそもこれはあまりにも強烈な破壊的事態だという状況で、自分たちが何者であるのかという根本から問い直すことになった。正直相当追い詰められたし、脱しているわけではもちろんないのだけれど、幸いなことに山口さんがロゴ作成とホームページのプロジェクトを急発進で進めてくれることになり、このような形でこぎつけることができ、いまは少しホッとしています。

 今回改めて自分を見つめ直す機会になったのだが、つくづく自分は言葉の人間だなと感じる。そう、言葉なんです。

言葉を探して来ないと先に進めない。しっくり来るところを手探りして身に寄せてこないと本当に気持ち悪い。

ここ1週間程は、スタッフの二人に畑作りに動いてもらったおかげで、言葉探しに集中することができた。

池上さん、谷本さん、ほんとうにありがとう。

そして作業過程で行き着いた「言葉」をロゴ制作に活かす忍耐をしてくれた山口言悟さん。

言葉探しに付き合ってくれたボヌムテッレの名付け親で友人のイザベラ・ディオニシオさん。

深く感謝致します。

長くなるので今日はこのへんで。 言葉探しを何故していたのかというところと、たどり着いた言葉については次の機会に。

2020/04/16





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