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 昼間はもはや作業にならない酷暑を避けるため、早朝から家を出てしまう。さすがに朝いちばん起きてからの時間はかなり貴重になってしまい、担当している洗濯物干しの家事をする暇がない。そこでその時間を昼間に取らせてもらうことを妻に納得してもらっている。特に今日は出荷だったのでいつにもまして慌ただしく、一通り最低限の作業と段取りを済ませた11時ころに家に戻って、遅い朝食と昼食を兼ねた農家飯を食らいモグモグしつつ、洗濯を干しつつ、チビどもの朝食の食器を洗いつつ、足りないものの収穫に戻るとゴロゴロと雨。それも夏特有の夕立豪雨通り雨である。家はすぐそこだが、人参にとっては待望の雨である。

戻るべきか戻らざるべきか、それはワタシの望むこと一点に係わり、何かを捧げる、あるいは犠牲にする、などものして何かを得るものだ。などと、人生に降りかかる幸運の頻度のバランスを取ろうとする凡庸なる者の発想の発露。軽トラは結露エアコンは全開。風向き窓方面に変更。進路出荷場へ直行。


まだ濡れてるじゃん!

ああ、今日ね夕立があって。ごめんね。外に干しちゃった。そっち降らなかった?

降らなかったんだよね。

おかげさまで良く降ってくれました。

ありがとう今日の一日よ。


2026/07/27深夜早朝




と言えば、くるりだった。

そんな連想に自然とつながるような時代に

日々を共に過ごした友達と会った帰りの新幹線で、今文章を書き始めている。

残そうと向かうのは久しぶりだ。


何でもないことを残そうとする

抗う

何に抗うのか


日々を意味のあるものにしようと思ってしまう強迫観念に抗う

寝て起きたら忘れてしまうだろう心象風景のpin留め


信太朗の苗字が思い出せなかったこと

小山菜の花ちゃんの名前が出てこなかったこと


結局1本乗り遅れたせいで会えなかった人。1本乗り遅れた余裕のおかげで、浅間口の駐車場の方がおおむね安いと分かったこと。ハンバーガーの自動販売機。感応式のトイレで暗闇にしがちな銅像化。センサーに訴える踊り子。


おれたちにとっての東京は京都だったけれど、今日は東京なんだよ

パールハーバー幅聞かせてたんのどう処理されてんのかようわからん

未来で辻褄合わせようとしてるんじゃないかって勝手押し通す強さで殴り倒していくんだな


極私的な東京

お休み今日という日よ


朝型の生活も10年を超えるせいか、夜9時にもなれば非常に眠い。運転しなければならないともなれば、危険を感じる。飛ぶし覚束ないことがある。娘の卓球のお迎えが夜9時から9時半ころにあって、おおむね僕の役割はチビの公文を見つつ遊びつつ、お風呂に入って着替えして寝かしつけるみたいな流れで、妻が娘の迎えに行ってくれることが多いのだが、当然僕が迎えに行くことになる日もあり、今日がそれだった。

危ない自覚はあるので、今日も8時半ころから15分ほど仮眠させてもらったのだけれど、なにせ眠い。昨日までの先週末は大会で富山に娘と二人で行っており、妻は妻で外せない仕事が重なってしまい、チビも初めてのお泊りを長野市のばあさんのところへ預けていて、富山帰りに寄ってチビを引き取った関係で、家にたどり着いたのも結構遅く、今日は今日で僕も重めの出荷だった。疲労。これはしかたがない。

娘を先に寝かせたいから、先に風呂に入ってもらうが、案の定僕の方が寝落ちしていたようで中途半端な時間に起きてしまって今、深夜。風呂にはいり眼が冴えてしまう。

ブーンと風呂の水を洗濯機へ吸引する音が、静寂と心地よく暖かい疲労を伴侶にして冴えた耳に響く。この静かな時間。

濡れタオルを寝室に干すと、案の定チビは布団からはみ出している。はみチビの頬にキスをぶち込んで、妻と奴が寝ているそれと娘の布団を直して、去年の残りの小麦粉でパンを焼く。週末買い物ができなかったので明日の朝食が無い。丁寧な生活みたいな気持ち悪い話がしたいわけではない。仕方なく。製粉からちょうど1年くらいのものの感じを知りたいという事情でちょうど持って帰ってきていただけの偶然だ。パンを焼くという文面が悪さをしていてイカンのだばかちんが。おパンを焼く珍。役満だ。


妻は疲れきっていて体調もあまり良くないようだ。まあ、重なると途端に破綻手前まで追い込まれる生活に耐えてもらっていてすまんなとは思う。トタンもパタンと風に鳴き、オトンはぽかんとアルツハイマー。猛スピードで消耗する母に孫の癒し。だがしかし、ほぼyoutubeだったようで、それも致し方なし。


いつか暗闇に覆われる日々が来るとして、深夜小さなこのアパートの一室に灯る火を向こうから見たならば、それは幻のような澄んだ時間が存在することの証だと、君に伝えたい。


2025/12/09深夜


#パウル・ツェラン

#切り取れ、あの祈る手を空から目の鋏で



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