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と言えば、くるりだった。

そんな連想に自然とつながるような時代に

日々を共に過ごした友達と会った帰りの新幹線で、今文章を書き始めている。

残そうと向かうのは久しぶりだ。


何でもないことを残そうとする

抗う

何に抗うのか


日々を意味のあるものにしようと思ってしまう強迫観念に抗う

寝て起きたら忘れてしまうだろう心象風景のpin留め


信太朗の苗字が思い出せなかったこと

小山菜の花ちゃんの名前が出てこなかったこと


結局1本乗り遅れたせいで会えなかった人。1本乗り遅れた余裕のおかげで、浅間口の駐車場の方がおおむね安いと分かったこと。ハンバーガーの自動販売機。感応式のトイレで暗闇にしがちな銅像化。センサーに訴える踊り子。


おれたちにとっての東京は京都だったけれど、今日は東京なんだよ

パールハーバー幅聞かせてたんのどう処理されてんのかようわからん

未来で辻褄合わせようとしてるんじゃないかって勝手押し通す強さで殴り倒していくんだな


極私的な東京

お休み今日という日よ


朝型の生活も10年を超えるせいか、夜9時にもなれば非常に眠い。運転しなければならないともなれば、危険を感じる。飛ぶし覚束ないことがある。娘の卓球のお迎えが夜9時から9時半ころにあって、おおむね僕の役割はチビの公文を見つつ遊びつつ、お風呂に入って着替えして寝かしつけるみたいな流れで、妻が娘の迎えに行ってくれることが多いのだが、当然僕が迎えに行くことになる日もあり、今日がそれだった。

危ない自覚はあるので、今日も8時半ころから15分ほど仮眠させてもらったのだけれど、なにせ眠い。昨日までの先週末は大会で富山に娘と二人で行っており、妻は妻で外せない仕事が重なってしまい、チビも初めてのお泊りを長野市のばあさんのところへ預けていて、富山帰りに寄ってチビを引き取った関係で、家にたどり着いたのも結構遅く、今日は今日で僕も重めの出荷だった。疲労。これはしかたがない。

娘を先に寝かせたいから、先に風呂に入ってもらうが、案の定僕の方が寝落ちしていたようで中途半端な時間に起きてしまって今、深夜。風呂にはいり眼が冴えてしまう。

ブーンと風呂の水を洗濯機へ吸引する音が、静寂と心地よく暖かい疲労を伴侶にして冴えた耳に響く。この静かな時間。

濡れタオルを寝室に干すと、案の定チビは布団からはみ出している。はみチビの頬にキスをぶち込んで、妻と奴が寝ているそれと娘の布団を直して、去年の残りの小麦粉でパンを焼く。週末買い物ができなかったので明日の朝食が無い。丁寧な生活みたいな気持ち悪い話がしたいわけではない。仕方なく。製粉からちょうど1年くらいのものの感じを知りたいという事情でちょうど持って帰ってきていただけの偶然だ。パンを焼くという文面が悪さをしていてイカンのだばかちんが。おパンを焼く珍。役満だ。


妻は疲れきっていて体調もあまり良くないようだ。まあ、重なると途端に破綻手前まで追い込まれる生活に耐えてもらっていてすまんなとは思う。トタンもパタンと風に鳴き、オトンはぽかんとアルツハイマー。猛スピードで消耗する母に孫の癒し。だがしかし、ほぼyoutubeだったようで、それも致し方なし。


いつか暗闇に覆われる日々が来るとして、深夜小さなこのアパートの一室に灯る火を向こうから見たならば、それは幻のような澄んだ時間が存在することの証だと、君に伝えたい。


2025/12/09深夜


#パウル・ツェラン

#切り取れ、あの祈る手を空から目の鋏で



古いイセキトラクターの速度操作レバーは、金属疲労のせいでもう2回ほど中で折れてしまい、その都度、臼田のノーベルさんで溶接してもらっている。

前回折れたときに、部品が出てくるような代物じゃないし、もう次はないかもしれん旨の注意を受けていて、シフトチェンジの度に少しハラハラする。うちのトラクターは、古いせいか、シフトチェンジの度に、若干レバーに嫌な振動が来る。この蓄積がいつか致命傷になるのがわかっている状況だ。ちなみにトラクターの場合、ちゃんと停まってからシフトチェンジしないとすごい抵抗があって、レバーにかなり負荷がかかる。急いでいるときなどに、停まりきる手前でガチャっと弄りたくなってしまうのが人情で、クラッチ外せばシフトできる乗用車とは構造に違いがある。


今月の月初めに買い替えることになった古いノートPCも開閉部側の右隅、キーボード方面が、おそらくネジがバカになって圧着できなくなっていたのだろう、開閉時の力のかかり方がテコの原理で増幅し浮いてしまい、少しづつその浮き上がりというか、そり上がりというかが進行していって、ある時まず、画面がブラックアウトした。慌てて他のモニターに繋ぐと中身が無事なことがわかって、でもそれだと当然不便なのでどしたものかほい。グイグイ浮き上がりを押さえつけたら、モニター復活。叩いたら治った的なあれで接触不良な感じ。ゴリラテープでその反り上がりをむりに抑えつつ、開閉時には右隅を必ず押さえつけて、これ以上、反り上げが進行せぬ様、キツく我が脳内にこの動作を忘れぬ様申し付け、ノートPCどのとのお付き合いに関するセットリストの最上段に書き込んでいた。ちなみにリストのほかの項目には、キーボードはなるべく優しく打たんとバカになる。としか書いてないけれど。


うちのプレハブ冷蔵庫も10年目を迎えて開閉部の嚙み合わせが微妙にずれてきている感があり、気持ちドアを持ち上げ気味にして操作しないと締まりがちょっと怖い。

スパイダーモアはエンジンのかかりが悪く、チョークの位置に工夫がいる。

チューブ回収機のノブのプラスチックカバーが完全にイカれているので、無くさないように気を付けて運ぶ。

コンテナの真ん中に座るとデブ発見器になる。

etc...


こういうリストは微増していくものなのだろう、資材は劣化し、痛い目を見る経験は蓄積され、肉体も劣化していく。

うちの場合、生産は複雑化し、経験とともに気を付けたいポイントは増えていき、自分の中に蓄積されたremember to doリストはどこまで伝えるべきなのか悩む。その小さいことが気になるのは、確かに人間が小さいからだという罵倒は受け入れるがしかし、痛い目にあっているからなのだ。けれども、そういえば痛い目に合うまでは腑に落ちなかったという真理も存在している気がする。その一方で思い込んでいる事柄もあり、稀人来りて破壊してもらうこともあり、リストは日々微妙に書き換えられつつ、忘却に晒されてサラサラと砂の城が流れるように崩壊もしている。



冷え込む朝。

学生のころ左巻き込みでひびの入った右足小指が疼く。

子供たちが朝食を食べている隙に一服していると冴えた空気の向こうで野焼きの煙が冷えた風にゆたりゆたりと伸びて消えていく。

「けむりが、こう、ね。」

あれはなんのセリフだったか。

そうだ

ドライブインカリフォルニア

松尾スズキ。

けむりが、こう、のぼって、消えていった。


2025/10/21


















































































































































































































































































































































































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