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コブさん追悼 mutiny、アフリカンブラザーズ、バラリン、高橋さん。

更新日:7月19日


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ダンダダン第2期のエンディングテーマがお気に入りのちびと、俺は第一期のオトノケの方が音楽は好きだなどと戯れながら布団の上でyoutubeMusic使って音楽聞いていたら、昔作ったお気に入りのプレイリストにアイリッシュパンクのmutinyがあることに気がついた。っていうか、自分が作ったお気に入りが全部公開になっていることを始めて知って、このブログなんかよりよっぽどアクセスしている人がいるやつもあって、急激になんとも恥ずかしい。

RUM REBELLIONってアルバムしか出てなくて、イケてんなって感じの、よくわからない、初めて聞くレーベルから出ていて、CD買った記憶がある。アイリッシュパンクって括りになるんだろうけど、オーストラリ人のバンドだってことまでは、確か、CDの解説よんで記憶している。

ちょっと飛ぶけど、なんで、mutinyに行き着いたんだっけ?ってことをぼんやり思い出そうと試みてみた。もう、あやふや。多分、レーベンからだと思う。スウェーデンのパンクバンド。レーベン大好きだなと思って、そこから掘ったんだと思う。けど、『ナビィの恋』からたどり着いた気もしている。

『ナビィの恋』劇中でアイリッシュパンク、バイオリンで弾いているシーンが有る。その曲がめちゃくちゃ良くて、mutinyの「diddly squat」って曲そっくり。っていうか、いまでも、diddly squatじゃないの?と思っているけど、違うかも。あと、ナビィの恋から掘ってねーわ。思い出した。あの曲似てんなーって全く別につなげただけだわ。「沖縄が独立しました」っていうニュースがカーラジオから、劇中のかなり冒頭の、おっさんが軽トラに乗っているシーンで聞こえてくる映画ってナビィの恋だっけ?豚の報いだったけ?両方いい映画。西田尚美が魅力的だし、香坂好恵が妙にエロい。あらんどぅー和歌子。耳に残る。女を魅力的に撮るのが映画だし、魅力的に撮れれば成立するって言った人だれだっけ? 溝口健二かな。どうでもいいな。飛ぶ記憶に任せる。

 ちびが寝れずに妻に怒られて泣いている。一緒に寝ることにする。


 先日、学生時代の先輩が病気で亡くなった。フリーランスで舞台音響の仕事をしていて、学生時代からずっと好きなことをし続けた人だ。

1年ほど京都で、古いけれど状態良く保たれた平屋の一軒家をシェアハウスしていたことがある。贅沢な時間だった。

料理の好きな人で、牛すじの煮込みが本当に旨かった。猫を飼っていた。とある歴史上の戦で不名誉な言われ用をしているせいで名の通ってしまった武将の末裔だった。 そのせいなのかわからないけれど、半笑いで「やめろよー」っていうかんじの、控えめな、とても優しい人だった。一度だけ、俺が農業を始めてから連絡をくれたことがある。うぇーいひさしぶり。って。見に行ってもいーかな?って。もちろん!こき使いますけどね。 それっきりのやりとりで、最後になってしまった。1年は一緒に住んでいたはずなんだけれど、あまり思い出すことが出来ない。4歳上だったし、大学生あるあるの「重鎮」留年組で、おれも家に閉じこもっていたわけでもない。でも、思い出すことが出来ないということは、尊重してくれて凪いだ時間だったということだ。そう。本当に優し人だった。

コブさんの訃報を同期に知らせた。久しぶりのちょっとしたやり取りをした。中年を迎えた俺等は過去に思いを馳せて繋がった。俺に訃報を知らせてくれた人は、当時おれが好きだった人だ。このやりとりが最後のラブレターになるだろう。

コブさん

葬式、行けんでごめん。花おねがいしたよ。うちのエディブルフラワーで飾ってやりたかったね。一度くらい抱いてくれても良かったのにッ!て芝居打ちに行きたかったけど、不謹慎だわって岳に怒られたよ。あぶないところだった。田尻は結構くらったと言っている。死んでもおかしくない奴らに会っとかないとな、とか言っちゃってさ。可愛い後輩だろ。

コブさん

ありがとう。

安らかに。


コブさんがおれの芝居に当ててくれた山下達郎の蒼氓はなかなか聴けないんだ。

有難すぎて。

思い出しすぎて。

キツくて。

あんなにカッコよくないわ。

音楽

持っていかれるじゃん。

自重しないと、怖いなと思うことあるんだ。

おれはヒーローじゃない。


 連想のままに書く。

記憶を刺激され、それを手繰り寄せるように。


 昨年11月に大門の取引先、バラリンの高橋さんところへランチを食べに行った。

mutinyの事を思い出した昨晩、なぜか、アフリカンズラザーズのインポーターのことが頭によぎった。めちゃイケてんなっていう印象つながりでしか無いと思うんだけど。その時に高橋さんが、チェコのピノ・ノワール出してくれて、めちゃくちゃ良くて。アフリカンブラザーズっていうインポーターが入れた、チェコのピノ・ノワール。その後すぐに調べても、すでに全然ネット上に出てこなかったMODRY PINOT DOBSICEっていうワイン。もう、当時のレーベルが思い出せない、アイリッシュパンクって括りになっている、オーストラリア人バンドのmutiny。なんで?っていう部分の情報量が似てるんだ。そして、絶妙に琴線に触れてすげー良かったところも、多分メジャーに知れ渡ることがなさそうなところも。表現がめちゃくちゃ楽しそうなところも。自由で開放的な空気を感じるところも。

バラリンの高橋さんにはたまに会いたくなる。

確か、コロナのとき、うちの経営心配して連絡くれた最初の人。いやいや、高橋さんの方が大変でしょって話した記憶がある。


もう朝になって、畑いかなきゃいけなくて、どこで終わらせりゃ良いんだよこの文章。

コブさんと高橋さんに繋がりはない。

昨晩ちびと聞いていた音楽から刺激されて、最近起こってしまったことに思いが飛び、その連想のまま書いたらこうなった。おれの文章がAIじゃない、間抜けな書き手であることの証のようなものだ。このままぶつっと終わることにする。


2025/07/17深夜から07/18朝にかけて。

#RUM REBELLION

#diddly squat





 
 
 

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